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ディスレクシアのフリースクール「ライズ学園」が被災地を支援

2011/06/15 0:49 に 寺内昇 が投稿   [ 2011/06/15 6:50 に更新しました ]
2011年6月16日(木)

ディスレクシア(Dyslexia)・・・この名で知られている著名人は、トム・クルーズ。 

天才的な才能をもつ多くの著名人が、この障害と向き合っていると知り、びっくり! 脳の機能が欠如してる部分とは逆に、他のものより秀でている部分が存在しているとも考えられるのでしょうか。。。 

ディスレクシアは、学習障害の一種で、知的能力及び一般的な理解能力などに特に異常がないにもかかわらず、文字の読み書き学習に著しい困難を抱える障害。

失読症、難読症、識字障害、読字障害とも訳され、1884年にルドルフ・ベルリン(Rudolf Berlin)によって報告され命名されたもの。 一般の人は脳内の情報を統合する領域で文字を自動処理しているのですが、ディスレクシアの人々はこの文字処理がスムーズに行えず、通常とは違う脳の働きをしているという。 

NPO法人 リヴォルヴ学校教育研究所(小野村哲理事長)は、この「ディスレクシア」と呼ばれる文字を正しく識別できない学習障害を持つ児童向けに、教材の企画開発や学習支援なども行っているフリースクール「ライズ学園」を運営。茨城県つくば市に所在。

そのライズ学園が、東日本大震災の被災者の子供たちへ学用品と花苗を送付する活動を続けています。

支援活動のきっかけは、ライズ学園の児童生徒らの提案。生徒達同士で、使用していない文房具を集め、また、ホームページで全国から支援を募って、これまで約3万点の文房具を岩手、宮城、福島の幼稚園や小学校に届けたそうです。 

さらに、同研究所が独自に開発した英語練習長を、無償で宮城県女川一中や南三陸町教委などに送付済みで、計2,000冊を無償配布します。 また、被災地の地域活性化と子どもの心のケアのために、花苗サルビアなど100苗を送っています。

 「東北の学力の遅れが心配。学校の勉強でつまずくことなく、花に囲まれた明るい環境で学校生活を送れるよう長期的な支援をしていきたい」と話す小野村理事長。 

 全国からの心温まる支援活動は、本当に素晴らしい!!! みんなの温かい想いが、たくさん届きますように。。。



Happy Barthday to You ♪
幸せの瞬間、大いなる感謝をこめて。。。
@イルチエロ(滝川市) 撮影:2011年5月29日

◇いくこ&のぼる
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