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蘇る世界に祈りをこめて・第62回伊勢神宮式年遷宮

2012/04/14 3:49 に 寺内昇 が投稿   [ 2012/08/10 23:41 に更新しました ]
2012年4月14日(土)


伊勢神宮崇敬会・入会パンフレット(撮影:2012年4月14日)


来年2013年(平成25年)秋に執り行われる
第62回伊勢神宮式年遷宮

式年遷宮とは、20年に一度、
神宮の建物を新しく建て直すとともに場所を遷し、
殿内の宝物もすべて新調する神宮最大のお祭り。

約1,300年の時を超え、天武天皇の時代から、
絶えることなく、受け継がれてきた
日本の誇るべき伝統行事

第62回の式年遷宮へ向けての準備は、
2005年(平成17年)5月の山口祭から始まり、
およそ30のおまつりと行事が
8年にわたり執り行われます。

その行事のひとつ、2007年(平成19年)5月に行われた
御木曳行事(第二次)(おきひきぎょうじ)に
幸いにも、私達夫婦は「一日神領民」として参加することができました。

この御木曳行事は、
御用材を両宮に曳き入れる盛大な行事
伊勢の街は
「エンヤ、エンヤ」の掛け声と木遣音頭 ( きやりおんど ) に包まれます。

そして、2013年(平成25年)、
完成した正殿 が建つ御敷地(みしきち)に敷く白石を奉献する行事
御白石持行事(おしらいしもちぎょうじ)が8月に執り行われます。

再び私達は、この御白石持行事に参加するため
2013年8月、伊勢神宮へと向かいます。
伊勢神宮崇敬会会員の一員として・・・

20年に一度、すべてを崩壊し
神殿を新たにすることによって、
神々の新たなるエネルギーが吹きこまれ
永遠に受け継がれていく式年遷宮

形ある物体と感じ入る魂

命ある人間の一生も然り

形あるものは、変化し続け、やがて崩れて無になる
そして、無の中に命が吹き込まれると
再び蘇り、目に見える形をなって存在しはじめる
そこには、永遠の魂が受け継がれていく。。。


2005年、2007年、2009年、2011年、
私達にとってこれらの年は、大波が襲いかかってきた年。。。
想像を絶するような困難が目の前に仁王立ち。
とことん苦しみ、もがきぬく頃には、知らぬ間に引いていく困難
ホッとしているのも束の間、次なる困難が立ちはだかる。
2年おきに、大波、引き波のくり返し・・・
今思い返しても、
よく乗り越えられたなぁ~と
自分でも不思議なくらい。。。

こうして迎える2013年、
どんな世界が広がっていくのでしょうか・・・
目の前に描かれた世界を
楽しんで、ゆっくりと進んでいきます ♡


◆ 関連ページ

伊勢神宮参拝(三重県伊勢市 )2011(2011年12月2日)
お木曳行事参加(その2) (2007年05月15日)
伊勢神宮参拝、式年遷宮御木曳行事に参加! (2007年05月14日)

☆ いくこ&のぼる


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