2012年7月11日(水)

「明日、悲別で」作・演出 倉本聰 (撮影:2012年7月1日)
宿泊場所をネットで探して予約したホテル、
宿泊プランにセットされていた演劇チケットは
「明日、悲別で(あした、かなしべつで)」。。。
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どんな劇場で どんな人達が演じるのか、
何も知らず、「観てみようか。。。」となんとなく・・・
当日劇場に行ってビックリ!劇を観てビックリ!
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「明日、悲別で」は、
富良野在住の脚本家・倉本聰さんの新作演劇で、
閉山した炭鉱の町を舞台に、「生きる希望」とは何か問いかけるもの。
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劇場は、北海道富良野市の「富良野演劇工場」
劇場なのに工場という名のユニークさに、!!!???
10年前の2002年10月にオープンした、全国初の公設民営劇場 。
演じるは、倉本聰さん主宰した「富良野塾」の卒業生「富良野GROUP」
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今まで観たこともない、感じたこともないような
新しい感覚が表現されている新劇。
まさに、音と光と人間の動きが
見事に混じり合い、表現されている現代抽象芸術作品の様にさえ感じられる…
特に回想シーンを表現した、スローモーションの動きが素晴らしい!
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悲しみの中から、沸き起こってくる、偉大なる「希望」のエネルギー、
悲しみに出会い、悲しみと向き合い、悲しみをしっかりと受け止めたからこそ
出会うことのできる「希望」のエネルギー。
同じ魂が繋がり、結び合えば合うほど、
大きく、偉大になっていく「希望」のエネルギー。
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今もなお蘇ってくる、あの時の感動を、心に抱き続けて。。。
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左:富良野演劇工場 右:向かいの斜面には、新富良野プリンスホテル
富良野公演は7月8日に千秋楽を迎え、
7月11日(水)の北海道歌志内市公演を経て、
7月13日(金)~29日(日)に無料で、
福島、岩手、宮城県内14か所で上演されるとのことです。
あなたは、どんな感動を心に描いていますか?
◆ 参考ページ
・「明日、悲別で」期間限定(2012年10月31日まで)特設サイト
・富良野演劇工場(富良野市中御料 Tel:0167-39-0333)
☆ いくこ&のぼる
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