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「明日、悲別で」希望の光を感じる

2012/07/10 21:11 に 寺内昇 が投稿   [ 2012/08/10 23:36 に更新しました ]
2012年7月11日(水)


「明日、悲別で」作・演出 倉本聰 (撮影:2012年7月1日)


宿泊場所をネットで探して予約したホテル、

宿泊プランにセットされていた演劇チケットは

「明日、悲別で(あした、かなしべつで)」。。。



どんな劇場で どんな人達が演じるのか、

何も知らず、「観てみようか。。。」となんとなく・・・

当日劇場に行ってビックリ!劇を観てビックリ!



「明日、悲別で」は、

富良野在住の脚本家・倉本聰さんの新作演劇で、

閉山した炭鉱の町を舞台に、「生きる希望」とは何か問いかけるもの。



劇場は、北海道富良野市の「富良野演劇工場」

劇場なのに工場という名のユニークさに、!!!???

10年前の2002年10月にオープンした、全国初の公設民営劇場 。

演じるは、倉本聰さん主宰した「富良野塾」の卒業生「富良野GROUP」

☆ ☆ ☆

今まで観たこともない、感じたこともないような

新しい感覚が表現されている新劇。

まさに、音と光と人間の動きが

見事に混じり合い、表現されている現代抽象芸術作品の様にさえ感じられる…

特に回想シーンを表現した、スローモーションの動きが素晴らしい!



悲しみの中から、沸き起こってくる、偉大なる「希望」のエネルギー、

悲しみに出会い、悲しみと向き合い、悲しみをしっかりと受け止めたからこそ

出会うことのできる「希望」のエネルギー。

同じ魂が繋がり、結び合えば合うほど、

大きく、偉大になっていく「希望」のエネルギー。



今もなお蘇ってくる、あの時の感動を、心に抱き続けて。。。

☆ ☆ ☆


   
左:富良野演劇工場   右:向かいの斜面には、新富良野プリンスホテル


富良野公演は7月8日に千秋楽を迎え、

7月11日(水)の北海道歌志内市公演を経て、

7月13日(金)~29日(日)に無料で、

福島、岩手、宮城県内14か所で上演されるとのことです。


あなたは、どんな感動を心に描いていますか?


◆ 参考ページ

「明日、悲別で」期間限定(2012年10月31日まで)特設サイト
富良野演劇工場(富良野市中御料 Tel:0167-39-0333)


☆ いくこ&のぼる


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